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カワラバトとキジバト

男女

種類ごとの習性を理解する

よくカラスによってゴミを荒らされたり、鳴き声の騒音被害などがニュースになりますが、鳩も場所によっては害鳥として問題視されています。愛らしい見た目に反して執念深く、被害が発生すると簡単には収まらないなど、駆除が難しい特徴があります。日本で鳩と言えば一般的にドバトと称されているカワラバトと、特徴的な鳴き声で鳴くキジバトの2種類がよく見られます。害鳥として駆除される機会が多いのは圧倒的にカワラバトの方で、生息域が都市部を中心としており、人間の生活圏と接している事がその要因となっています。一方のキジバトの方も現在では都市部で普通に見られますが、主に山間部を中心に生息しており、自然の多い都市郊外や農村地帯でよく見られます。鳩としては比較的野生の感覚が強く、通常人の姿が多い場所は好まないので、キジバトが駆除対象になるケースは稀です。そもそもカワラバトは古い時代に家禽化された鳩で、日本に生息している個体も在来の野生種ではなく、家禽化されて日本に渡来したものが野生化したものと考えられています。そのため人間に対して警戒心が薄く、人家などでも平気で巣を作ります。公園などで餌をあげる人に群がっているのも殆どがカワラバトです。さらにカワラバトによる被害が多い要因として、マンションを始めとした高層建造物に好んで営巣する特徴が挙げられます。これは野生のカワラバトが本来崖などの高所に営巣する習性があり、都会においては高層建造物が崖の代わりに巣作りの場所として利用されている事が指摘されています。マンションの場合ベランダに巣作りされるケースが多く、駆除しなければならないほど被害が深刻化する事もあります。家にやってきた鳩に興味本位で餌を与えたりすると、居ついてしまう危険が高まるので、必要以上に関わるのは避けるようにしましょう。